
ネットショップ成功の秘訣!知らないと損する5つのレポート活用法
こんにちは!カスター麻理です。
ネットショップを運営していると、日々たくさんのデータが蓄積されていきます。でも、そのデータをどう活用すればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
私は20年以上ネットショップの運営に携わってきましたが、その経験から言えるのは「レポート機能」の活用こそが成功への近道だということです。
今回は、ショッピファイ(Shopify)で使える132種類もの標準レポートの中から、特に役立つものをピックアップしてご紹介します。これからネットショップを始めたい方も、すでに運営している方も、ぜひ参考にしてください。
▼音声でもお聴き頂けます↓
最低限押さえておきたい5つのレポート
1. 販売元別販売合計
このレポートは私自身も頻繁に活用しているものです。「販売元」とは商品のブランドのこと。どのブランドのどの商品がどれだけ売れたかが一目でわかります。
例えば、直近30日間でどのブランドが人気だったのかをチェックすれば、売上トップ5がすぐに分かります。私はこの情報をメルマガで「このブランドが最近すごく売れているんですよ」と紹介すると、お客様の興味を引きやすいと感じています。
2. 商品別の販売合計
こちらは個別の商品ごとの売上が確認できるレポートです。どの商品が人気なのかが一目瞭然です。
この情報は商品ページの改善や、次の特集ページで何を並べるかを考える際に役立ちます。お客様の購買傾向を知ることで、より効果的な商品展開が可能になります。
3. RFMに基づくお客様リスト
「RFM」という言葉を初めて聞く方もいるかもしれませんね。これは次の3つの視点からお客様を分析する方法です。
- R(Recency):最近購入してくれた人
- F(Frequency):頻繁に購入してくれる人
- M(Monetary):高額な商品を購入してくれた人
このレポートを使えば、あなたのショップの常連さんやVIP顧客を自動で見つけることができます。こういった方々に特別なクーポンを配ったり、新商品の先行予約案内をしたりするのに活用できます。
4. 時間の経過によるリピーター
このレポートでは、前回購入したお客様が何日後に再び購入してくれたのかがわかります。
例えば、多くのお客様が7日後くらいに再購入する傾向があるとわかれば、そのタイミングでフォローメールを送るといった施策が考えられます。顧客の購買サイクルを把握することで、効果的なマーケティング戦略を立てられるのです。
5. 商品のABC分析
このレポートは、売上への貢献度によって商品をA・B・Cの3つのグループに分けてくれます。
- A商品:売上に大きく貢献している「花形商品」
- B商品:安定して売れている商品
- C商品:あまり売れていない課題のある商品
この分析によって、A商品をさらに強化したり、C商品を見直したりと、在庫管理や品揃えの最適化が可能になります。
おまけのレポート:ロケーション別のお客様
どの地域からお客様が来ているかがわかるこのレポートも非常に役立ちます。例えば、関東エリアからの注文が多いとわかれば、そのエリアに絞った広告展開や配送料の工夫といった戦略も考えられます。
レポートは「ネットショップ運営の地図」
ショッピファイのレポート機能は、ただの数字の羅列ではなく、ネットショップ運営の「地図」のようなものです。迷子にならないためには、まずどこを見ればいいのかを知ることが大切です。
今回ご紹介したレポートをきちんと活用するだけでも、売れる商品をさらに売れるようにしたり、お客様の気持ちを理解したりといった様々な改善につながります。
ぜひ今日からレポート機能を活用して、あなたのネットショップをより良いものにしていきましょう!